コレステロール

ほとんどは体内で作られる

血液中のコレステロールは、ほとんどが体内で作り出されたものであり、食品としてとったコレステロールはほんの一部にしかすぎません。

それにしてもコレステロールをたくさん食べると血清コレステロールがふえるという理由で、米国では1日300mgに制限するようにすすめられています。ところで以前は、コレステロールは、とればとるほど血清コレステロールがふえるものと考、えられていましたが、食品としてとったコレステロールは4割が吸収されるだけで、残る6割は便といっしょに排泄されるという成績も知られており、とにかく現在では、すでにある程度のコレステロールをとっている人が、さらにコレステロールを多くとっても、血清コレステロール値はたいして変わらないということがわかってきたのです。

たとえば食品中のコレステロールが100mgまでの範囲では、血清コレステロールはいっこうにふえませんが、100mgをこすとその分に応じて上昇してきます。

ところが300~400mg以上となると、血清コレステロール値は頭打ちとなって、それ以上はあまり上昇してこないのです。

アメリカの食習慣では、コレステロールは1日に400~500mgとりますが、これを300mgにおさえると約10mgコレステロール値が下がるという計算となります。

卵がいけないのはアメリカの話

アメリカ人がとるコレステロールの約半分は卵黄です。それも卵そのものとしてとる分が半分、残る半分は卵黄を使った食品です。アメリカ人の食習慣では、肉や乳製品を制限することはたいへんむずかしいところから、せめて卵ぐらいはがまんするようにといわれているわけがここにあります。

しかし、だからといって日本人がこれを真に受けることはありません。というのは、コレステロールを食べても血清コレステロールがふえる人とふえない人とがあり、特に日本人はふえない体質の人が多いようです。

その理由の1つは、コレステロールを食べても、同時に十分な脂肪をとらないことには腸から吸収されにくいという点にありましょう。つまり日本人は、欧米人ほどは脂肪をとっていないのです。

安定したコレステロール値のために積極的に摂りたい5つの栄養素を習慣化するといいでしょう。

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