玉ねぎの皮 に含まれる ケルセチン のはたらき

玉ねぎの皮 に含まれる ケルセチン のはたらきなどについての紹介です。 玉ねぎ は栄養たっぷりの健康野菜ですが、いつも捨ててしまう 玉ねぎの皮 にも、私たちの健康に役立つ成分が含まれています。

玉ねぎの皮 血圧を下げる
玉ねぎの皮 血圧を下げる

ポリフェノール の一種である ケルセチン は野菜などに多く含まれる成分ですが、 玉ねぎの皮 には特に多く含まれています。ポリフェノールのうちのフラボノイド系に分類されていて、活性酸素を取り除く働きがあります。
ケルセチン は ビタミンP とも呼ばれ、ビタミンC のはたらきを助けるといわれています。血液をサラサラにしたり動脈硬化を防いだりする効果があるといわれていますが、活性酸素のダメージを防ぐ抗酸化作用もあります。さまざまなポリフェノールの中でも特に強い抗酸化作用があって、活性酸素による体への酸化ストレスに関する生活習慣病の予防に大きく期待されている成分です。

この抗酸化力の高い ケルセチン はドロドロになった血液をサラサラにして、血液、血管ともによい作用をもたらし、血圧を調整する働きがあります。ケルセチンは血管を拡張して血圧を下げるといわれていますが、玉ねぎの皮にはカリウムも含まれているので、ナトリウムとバランスをとって血圧を下げる効果に期待できます。ただ、通常玉ねぎの皮は食べませんし、普段の食事からだけではケルセチンの効果を得るのは難しいでしょう。

玉ねぎの皮を利用するなら、玉ねぎの皮を乾燥させたものを粉末状にして料理に入れたりお茶にして飲むとよいです。また、お茶ならば玉ねぎの皮を煮出して飲むのもよいでしょう。そして、玉ねぎの皮を利用するときは、新鮮できれいなものを使い、さらにきちんと洗浄したものを使うことが重要になります。

ただ、自分で手作りするのは時間も手間もかかって、なかなか面倒くさいと思う人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、この 玉ねぎの皮茶 です。

玉ねぎの皮茶 血圧 高かった血圧が正常化した

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