降圧剤よりも食事に注意するのが基本

血圧を下げるのは「食事」という意識

高血圧の治療に、なにをおいても欠かせないのが食事療法です。統計によれば、血圧が高いのに食事に注意していない人は、注意を守っている人に比べて、命をなくす率が2倍も高いのです。
食事をルーズにして、副作用のある薬にとびつくのは大きな間違いです。

高血圧の食事で最も重要なことは、食塩の制限です。これは単に血圧を下げるだけではなく、降圧薬の効果を強め、使用量を減らすためにも、また、血圧の不慮の上昇を防ぐためにも有効です。
最近の研究では、胃ガンの原因も塩分の過剰摂取がだと言われています。

塩分の過剰摂取はガンのリスクを高める | ガン予防のための習慣
https://www.malignant-t.com/archives/59

食塩制限もせずに、利尿降圧薬だけに頼ろうとすると、糖尿病や痛風を誘発したり、体内のカリウムが減って心筋棟塞がおこりやすくなります。

食塩を制限

食塩のとりすぎは、高血圧の発生と深い関係があります。食塩の制限なしに高血圧を治そうというのは、あたかも底の抜けた桶に水をためようとするのに似て、きわめて効率の悪い話です。

1日10g以上も食塩をとる習慣を是正しないことには、どんなに強力な降圧薬を使っても、非常に効きめが悪いだけではなく、降圧薬をふやせばそれだけ副作用の心配が出てきます。

もし、厳重な食塩制限( 1日5g以下) を守れたとすると、軽い高血圧であれば、それだけでみごとに血圧は正常に戻ります。高血圧の人のなかには、このように薬をのまなくても、食塩を減らしただけで血圧が下がる場合がけっして少なくありません。

もちろん、降圧薬を使わなければならない高血圧の場合でも、食塩制限がきちんと行われているのといないのとでは、治療効果がまったく違ってきます。
たとえ降圧薬でふだんの血圧が下がっていたところで、食塩を制限していないと、寒冷や精神的ストレスなどを受けたとき、血圧は突然に急上昇してしまうのです。

肥満の解消

太っている人は、血圧が無理に押し上げられています。この肥満状態を治さないかぎり、降圧薬をのみ続けていても、思うように薬が効かない場合がよくあります。しかし、1kgでも2kgでもやせれば、血圧はそれだけ低下します。

太らない食事をする | 高血圧の治療と日常生活・食事
https://www.b-pressure.info/?p=87も同時に習慣化してしまうのがポイントです。

カリウム(野菜・果物)をしっかり摂る

カリウムは、体内でナトリウムと反対の作用を発揮します。つまりカリウムがあると、ナトリウムは悪さをしにくくなるのです。しかもカリウムは、細胞内にたまっているナトリウムを外に追い出す作用をもっています。
したがってカリウムの多い食品をとれば、食塩の害が緩和されて、血圧降下におおいに役立つわけです。なお、利尿降圧薬を服用している人は、薬の作用でナトリウムといっしょにカリウムも排泄されてしまうので、積極的にカリウムを補給しましょう。

たんぱく質をしっかり

たんばく質の不足が、高血圧や脳卒中の発症に拍車をかけることが知られています。成人の1日の必要量は、体重1kg当たり1gム以下です。
動物性たんばく質と植物性たんばく質を半々ずつ、また動物性では、肉類と魚類を半々ずつとるのが理想的です。

脂肪とコレステロール

高血圧の人は動脈硬化をおこしやすいのですが、さらに血液中のコレステロールや中性脂肪が多いと、動脈硬化がいっそう促進され、狭心症や心筋梗そく塞をおこしがちです。
コレステロールや中性脂肪をふやす働きをするのは飽和脂肪酸(主に動物性脂肪で、バター、ラード、ヘット、生クリームなど) ですから、
これらをとりすぎないように気をつけましょう。なお多価不飽和脂肪酸(主に植物性脂肪で、ペニバナ油、コーン油など、ほかに魚油もある) はコレステロールを下げる働きをします。
ただしこの場合も過剰摂取は禁物で、他の脂肪とのバランスが大事です。そのほか、砂糖や果糖をとりすぎると中性脂肪がふえます。気になる人ま、菓子頃、ジュース、くだものの過剰摂取がないか見直します。

脂質は質と量を考えて摂る | 中性脂肪を下げるための知識と習慣
https://www.neutralfat.info/2014/09/12/%E8%84%82%E8%B3%AA%E3%81%AF%E8%B3%AA%E3%81%A8%E9%87%8F%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E6%91%82%E3%82%8B/

あたりもとても大切です。

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