減塩対策1

食パン2枚分の塩分は梅干し1個分にもなる 日本人が食塩をとりすぎる理由は、米のご飯にみそ汁、つけ物という日本的食事そのものにあります。それなら食事を洋風にしたらよいのではないかと考えるかもしれません。 確かにこれも一理あ...

減塩のコツその2

日本人は塩分の摂りすぎ 日本人が食塩をたくさんとるようになったのは、食塩を多めにとる必要があったからではなく、食べ物保存のために塩を使うという昔の知恵が、いつのまにか味覚を狂わせてしまって、なにもかも塩けを感じないと物足...

減塩のコツその1

お手本は関西料理 脳卒中や胃がんなどといった成人病の少ない関西以南は、食事の味つけが関東以北とは違っています。たとえば、そばにしても、関西ではニシンの香りを賞味できるように塩味をおさえてありますが、関東以北ではそばつゆに...

1 日の食塩量

1日当たりの食塩制限量は、血圧が高くない人で10g、血圧の高い人では7gです。この分量は、「調味料としてこれだけ使ってよい」うのではなく、みそ、しょうゆはもとより、ちくわ、食パン、かん詰めなどの加工食品に含まれる食塩も全...

降圧薬の使い方

降圧薬の使い方についてを紹介します。 複数の薬を使う もともと降圧薬治療は、長期にわたって続ける必要があります。初めは、1つの薬を少量使いますが、思うように効果があらわれない場合、1種類の薬のみ量をふやすと、長い間には副...

降圧薬の種類

血圧値以外の病態にかなった処方がポイント 現在使われている降庄薬は数多くあり、それぞれ血圧を下げるしくみは千差万別です。また同一薬剤でも、何種類もの働きをもつものがあります。 これら数多い降圧薬のなかには、降圧作用が弱い...

治療の原則

高血圧の治療には、降圧薬を使って積極的に血圧を下げる場合と、降圧薬は使わずに食事や暮らしの工夫だけで血圧を下げる場合とがあります。もちろん降圧薬を使う場合も、食塩制限や肥満是正、運動といった生活習慣の修正は必要です。では...

治療効果

血圧を下げれば、血管の傷み方が違う 高血圧を治療しないでほうっておく、動脈の傷つき方が早く、脳卒中や心筋梗塞にかかります。この動脈系の傷みは全身一様におこるわけではありません。 高血圧以外の因子とのからみで、傷みやすい部...

合併症その2

高血圧+高栄養は注意 高血圧によりひきおこされる心臓病は、心筋梗塞だけではありません。急性心臓死や、狭心症、急性慢性心不全など、いろいろの心臓病があります。血圧が高いとき、こういう病気の発生が正常血圧の人の2倍以上もおこ...