通勤

起床~家を出るまで最低1時間の余裕をとる

昔、戦に出る大将は、しかるべき儀式をすませ、心身ともに張りつめて出陣ました。江戸の職人も同様で、朝ぶろで心身をひきしめてから、その日のかせぎに出かけたものです。
こうしたことをしないとよい仕事なんてできるわけはありません。

朝、起床してから洗面、着がえ、食事、排便、朝刊へ目をとおす。こうした一連の朝の習慣をこれだけで1時間はたっぶりとってほしいのです。

理想をいえば、ふだんの運動不足を補うために、朝のジョギングや体操をする時間もとれれば尚いいでしょう。
目がさめてから胃が食事を受け入れるまでには、ある程度の準備時間が必要です。しかも食後20分ほどは、胃の消化活動のため、激しく動き回ることをひかえなければなりません。
つまり、朝、家を出てから、朝食まで20分、朝食に20分、排便に10分と計算すれば、もうこれだけで50分です。これをぎりぎりまで布団やベッドに入っていて、一刻も早く出勤しようとすると、胃が目をさましきっていないのに、無理に短時間で朝食をすますというはめになりますから、朝食の消化は悪いし、食べ残しをしたとなると栄養のバランスは狂ってしまうし、おまけにトイレ時間がなければ、急いでいきまなければなりません。日ごろ血圧の高い人が、朝からセカセカ、イライラでは、いったいどうなってしまうのでしょうか。

通勤時間には特に余裕をもつ

家を出てから、バス停までかけ足、駅の階段もかけ足というのは、食後30分もたっているのならいざ知らず、からだによいはずはありません。ゆっくりと余裕をもって歩きましょう。

マイカー通勤にしても、運転するだけで血圧が上がるものです。会社へ着くまでにストレスで身をけずったら、それこそ大損です。
要するに、通勤時間で5分、10分の差をかせぐためには、極端なストレスを受けるのです。むしろこの5分、10分は、就寝時刻や起床時刻でかせいでおくほうが、健康にはとても有利だということです。

7~8じ時間の睡眠が10分や20分短縮されたところで、健康に有害なはずはないでしょう。むしろ、出勤前のイライラのほうが、どんなに健康に、血圧に、そしてコレステロールに有害であるかなのです。

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