危険動作

血圧を変動させる大きなきっかけは、日常生活のなかに多数あります。会議や運転での精神的緊張、感激やイライラなどの感情的興奮、そして肉体労作など、ストレスはくり返し私たちを襲ってきます。 また、排便、せき込み、重い荷物の上げ...

肥満対策

運動による熱量消費は少ない 太っていればいるほど血圧が高くなり、体重を減少させると血圧が下がることは周知のとおりです。そして、肥満を解消するために運動が必要だということは誰でも知っていることですが、実は、運動で消費する熱...

運動

運動をすれば血圧は上昇する 肉体労作をすれば血圧、脈拍ともに上昇します。同じ運動量を負荷したときの血圧値や脈拍数の増加は、高齢になるほど、程度も大きくなるものです。 しかも同じ年齢でも、高血圧の場合は正常血圧に比べて血圧...

姿勢と血圧

急に立ち上がると血圧は上昇する 人間は重力の関係で、立った姿勢でいると血液が下半身にたまります。横になっているときに比べると、500~750mlも多くたまります。 これ以上の血液が下半身にたまらないのは、交感神経が緊張し...

睡眠・休養

睡眠中は血圧が一番低い 血圧は、一定の値を保っているわけではなく、1日のうちでも大きく変動しており、特に精神的・肉体的ストレスが加わっている間は、いつになく高い値を示します。そして、血圧が高ければ高いほど動脈壁の負担が大...

入浴

お風呂は血圧によくないの? 高血圧の人が浴室で脳卒中をおこすことがあります。このために、「高血圧者に入浴は危険だ」と思っている人もいるくらいですが、実はおふろで事故がおこるのは日本だけで、欧米ではこのようなことはないので...

トイレ

寒さだけでない 日本では、寒い冬の間にトイレの中で脳卒中をおこす人が少なくありません。一般の家庭では、居間は暖房で暖かくしてあっても、トイレまで暖めているところは少数です。 セントラルヒーティングのマンションでもないかぎ...

通勤

起床~家を出るまで最低1時間の余裕をとる 昔、戦に出る大将は、しかるべき儀式をすませ、心身ともに張りつめて出陣ました。江戸の職人も同様で、朝ぶろで心身をひきしめてから、その日のかせぎに出かけたものです。 こうしたことをし...

仕事

生理的リズムに合わせるのが最適 からだには、生体のもつ自然のリズムというものがあります。人間の活動能力を支配しているのは、交感神経や脳下垂体・副腎系の働きによります。 これが昼間は働いて夜は眠るという、ごく自然の生活習慣...

ストレス・性格

少々の緊張でも血圧は上昇する 精神的にも肉体的にも、ストレスが加わると血圧は上がります。医師であれば深夜の電話ベルとか救急車の警報で実に神経がいらだつものですが、ウィーンフィルハーモニーの常任指揮者でもあっ方のお話によれ...