降圧剤や減塩で血圧が下がりにくいタイプの人がいる

血圧が上がる病気、腎臓関連や副腎腫瘍を疑う

血圧が高い場合、塩分のとりすぎや運動不足、肥満を解消する生活習慣の改善が欠かせません。そして、一定期間、生活習慣の改善に取り組んでも血圧が下がらないときに、血圧を下げるための降圧剤の処方を行います。

高血圧の治療に使われる薬について
https://medicine-guide.net/archives/24

ところが一定数は、降圧剤を服用しても血圧が思ったように下がらない人がいます。

こうした場合、まず考えられるのは、腎臓病・副腎腫瘍などの病気や、ほかの病気の治療のために使っている薬剤が原因の二次性高血圧です。しかし、これらの原因が見当たらないのに、血圧が下がらない方のほうが多いのが現状です。

この場合、血圧の上昇を起こしやすい「高血圧体質」がある、と考えてまず間違いありません。

高血圧体質が疑われる人は、降圧薬に頼るよりも先に、体質改善が必須です。本人の努力によって高血圧体質が改善されるにつれて、高い血圧が順調に下がり、減塩や降庄薬の服用でも改善しなかった高血圧が驚くほどよくなる方が多いのです。

5タイプに分けられる高血圧体質

  1. 血流不足体質
  2. 血液ドロドロ体質
  3. 便秘体質
  4. 不眠体質
  5. 体が硬い体質
血流不足体質

血流不足体質とは、生まれつき末梢血管への血流がよくない体質を指します。夏でも手足が冷えて悩んでいる人、血色がよくない人、イライラしがちな人は、血流不足体質を疑ったほうがいいでしょう。

血圧は心拍出量と末梢血管抵抗で決まります。冷えや過剰なストレスによって自律神経のうちの交感神経が優位に働けば、末梢血管が収縮するため、当然、末梢血管抵抗は大きくなり血圧は上昇してきます。この血流不足体質を改善することが、高血圧の治療では特に重要です。仕事ばかりでリラックスできる時間がないビジネスマンに多いタイプです。
口癖は「忙しい」「時間がない」です。

血液ドロドロ体質

液ドロドロ体質とは、血液中に悪LDLコレステロールや中性脂肪、ブドウ糖が過剰になり、動脈硬化や血栓が生じやすい状態を指します。メタボ体質といい換えてもいいかもしれません。腹部に脂肪が多い人、高中性脂肪や高悪玉コレステロールを指摘されている人は、血液ドロドロ体質を疑うべきでしょう。
血液ドロドロ体質の改善はこちらです。

便秘体質

便秘体質だと、腸内に便が長く留まるため便が異常発酵を起こし、血圧の上昇を招く有害物質が生じやすくなります。また、便秘体質の人はトイレで力まないと排便できないため、血圧が急に上昇して脳卒中の発作を招きやいという危険性もあります。食物繊維をたくさん摂って、いきまなくても排便ができるように食習慣を改善します。食習慣の改善が難しい人は、トクホのイサゴールなどを活用するのもいいでしょう。量が多いと下痢気味になってしまうので、そうなってしまったら減量すればいいでしょう。便秘薬は、腸の蠕動運動が妨げられるのでできるだけ使用を控えます。

不眠体質

ふだんから寝つきが悪い人、睡眠の途中でよく目が覚めてしまう人、熟睡感を得られない人、睡眠中に呼吸が一時的に止まる睡眠時無呼吸症候群の人に当てはまります。血圧を低く保つためには、心身の休息が欠かせません。睡眠中、私たちの体は通常、副交感神経が優位に働くため、血管が拡張して血圧が低く保たれます。
ところが、不眠体質の人は、睡眠中もストレスにさらされるせいか、血圧が高くなります。
睡眠時無呼吸症候群の注意すべき危険性はこちらです。
どうしても眠れない人は睡眠薬ではなくこちらを利用しましょう。

体が硬い人

体が硬い人も要注意です。柔軟性に乏しい体の持ち主は、筋肉や関節とともに血管も硬くなっている場合が多く、血圧が上昇しやすいのです。実際に、国立健康・栄養研究所などの調査でも、前屈が苦手な体の硬い人ほど、血圧は高くなる傾向にあり、動脈硬化が生じやすいと報告されています。

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