トイレ

寒さだけでない 日本では、寒い冬の間にトイレの中で脳卒中をおこす人が少なくありません。一般の家庭では、居間は暖房で暖かくしてあっても、トイレまで暖めているところは少数です。 セントラルヒーティングのマンションでもないかぎ...

通勤

起床~家を出るまで最低1時間の余裕をとる 昔、戦に出る大将は、しかるべき儀式をすませ、心身ともに張りつめて出陣ました。江戸の職人も同様で、朝ぶろで心身をひきしめてから、その日のかせぎに出かけたものです。 こうしたことをし...

仕事

生理的リズムに合わせるのが最適 からだには、生体のもつ自然のリズムというものがあります。人間の活動能力を支配しているのは、交感神経や脳下垂体・副腎系の働きによります。 これが昼間は働いて夜は眠るという、ごく自然の生活習慣...

ストレス・性格

少々の緊張でも血圧は上昇する 精神的にも肉体的にも、ストレスが加わると血圧は上がります。医師であれば深夜の電話ベルとか救急車の警報で実に神経がいらだつものですが、ウィーンフィルハーモニーの常任指揮者でもあっ方のお話によれ...

暑さ

脱水状態は血栓をつくってしまう 高血圧は冬の寒冷が危険だということは常識です。それなら夏は安心かというと、実はそうではないのです。 脳卒中や心筋梗塞という病気が冬にふえるのは当たり前ですが、こういった病気は夏でも発生して...

寒冷

高血圧の敵「寒さ」 個人個人の血圧は、高い人もあり低い人もありますが、同じ人でも、血圧は夏に低く冬に高いものです。仕組みは、冬期は皮膚が寒冷刺激にさらされるからです。もともと皮膚が刺激を受けると、交感神経が興奮して血圧を...

生活をする上で重要な6項目

減塩減塩は高血圧治療の基本です。日ごろ大量の食塩をとりすぎる日本の食習慣にならされている以上、ここは、なんとしてでも食塩を減らす努力が必要です。これによって降圧薬の使用量が減れば、それだけ副作用の心配も減るし、また一方で...

食事のタブー

高血圧を正しく治療するうえで、食事は非常に重要な意味をもっています。その理由の第一は、私たち日本人が食塩をとりすぎる食習慣にあり、これをなんとかしないことには高血圧の害に拍車をかけるということです。 第二の理由は、高血圧...

外食

外食について最低限の知識 外食ばかりしていると、からだによくない」というイメージが定着してしまっている人も多いです。しかしこれは、外食自体がからだに有害な食事だというわけではなくて、限られた食品だけで空腹感を満たすという...

合併症の食事の注意

日ごろ血圧の高い人が治療を受ける場合、診察や検査の結果、同じ高血圧の人でも、ある人は糖尿病を合併していたり、またある人は血清総コレステロール値が高かったり、血清尿酸値が高めだったりというぐあいに、血圧以外にも脳卒中や心筋...