高血圧体質で多い「血流不足体質」は夏でも手先、足先が冷えているのでぶるぶる体操で改善 「手足ぶるぶる体操」のやり方

手足の冷え、むくみがでやすい人は血流不足体質

こちらのページで5タイプに分けられる高血圧体質を紹介しましたが、高血圧体質の第一にあげられるのが、「血流不足体質」です。血流不足体質の人は、末梢血管の血流が滞りがちのため、手足に冷えやむくみが現れたり、高血圧になりやすくなっています。

動脈、静脈などの種類がある末梢血管の中でも、血流不足体質の人は、極細の毛細血管の血流が滞っていることが多いものです。

したがって、血流不足体質の解消には、毛細血管の血流を促すことが一番の早道です。そしてそのための最良の方法としておすすめしたいのが、手足の「ぶるぶる体操」です。

手足ぶるぶる体操のやり方

  1. 首の下に低い枕(丸めたタオルでもOK)を置き、仰向けに寝る。リラックスすることが大切。
  2. 両手、両足を床に対して垂直にあげる。このとき、両手、両足は肩幅にくらいに開いておく。手は指先までまっすぐに伸ばして足は足首を曲げて足裏に向くようにする。
  3. 両手と両足全体を手と足の付け根からぶるぶると小刻みに2分間ほど振動させる。振動が細かければ細かいほど効果大。1日に2回朝、夕で行う。
血圧を下げる体操「ぶるぶる体操」
血圧を下げる体操「ぶるぶる体操」

手足ぶるぶる体操は「毛管運動(毛細管発現運動)」と呼ばれ、高血圧をはじめとする循環器の病気に特によく効く体操として古くから受け継がれています。こういった体操は、生活習慣の改善や運動によって体の自然治癒力を高めて病気を治したり健康を維持したりすることを主眼とした健康法で、80年以上の歴史があり、効果のあるものです。

抹消神経が刺激され、全身の血流がアップする

手足ぶるぶる体操はその名のとおり、あおむけに寝た状態で両手両足を次りの写真のように垂直に上げ、ぶるぶると小刻みに震わせるだけの簡単な体操なので誰でも簡単に行うことができます。それでいて、毛細血管の血流を促す効果がとても大きいのが特徴です。やったそばから体がポカポカしてきて、全身の血流がよくなってくるのが実感できます。

手足ぶるぶる体操を行うと、手足に集中している毛細血管に微細な振動が伝わり、毛紳血管が小刻みに揺れ動いて拡張するので毛細血管の血流がよくなります。また、あおむけになって両手、両足を垂直に上げるので、重力の影響で手足に滞っていた血流が心臓に戻りやすくなるという効果もあります。
もとより全身の血流がスムーズになり、高い血圧が下がってくるのです。

1日2回(朝、夜)行うだけ

手足ぶるぶる体操のやり方は、上の写真の通り非常に簡単ですが、より効果アップのためのポイントを解説します。用意するものは、低い枕だけです。あおむけに寝て行うので、ちょうど首の下に入るくらいの低い枕がいいでしょう。丸めたタオルでもOKです。

この体操のポイントは、両手と両足を垂直に上げ、しっかり伸ばして行うことです。足首は曲げて、足裏が天井に向くようにします。両手両足とも肩幅程度に広げると、ぶるぶると振動しやすくなります。
実際に行ってみるとわかるのですが、、両手を垂直に上げることは難しくないものの、両足を垂直にあげるのは難しいかもしれません。初めのうちは、無理をしないで上げられる範囲で行ってください。また、両足を上げるのが難しければ、片足ずつでもかまいません。

1回2分のブルブル体挽を、1日に2回、朝と夜に行うようにしましょう。早い人なら1週間ほどで、高い血圧が下がってきます。

血流不足体質が疑われる人は、ぜひこの体操を試してみてください。全身の血流がよくなるので、慢性疲労や冷え症など、さまざまな体調不良の改善にも役立ちます。

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