睡眠・休養

睡眠中は血圧が一番低い

血圧は、一定の値を保っているわけではなく、1日のうちでも大きく変動しており、特に精神的・肉体的ストレスが加わっている間は、いつになく高い値を示します。そして、血圧が高ければ高いほど動脈壁の負担が大きくなり、長い経過のうちに、動脈の傷みが進行して、いずれは脳や心臓、腎臓の障害がおこってきます。

このために高血圧は早めに治療する必要があるわけですが、日常生活のなかでも、心身ともにリラックスすれば、血圧を下げることができます。

血圧の高い人にとって、リラックスできる時間をもてばもつほどいいのです。

たとえば不安定に血圧が上がっていても、横になって休んでいると、血圧はしだいに落ち着いてきて、30分もすると眠っていなくても最大血圧が15mmHG~20mmHGも下がるものです。しかもふだんの血圧が高い人ほど、この降圧程度は大きいのです。

ということは、会社の休憩時間を有効に利用して、不安定に上昇した血圧を、20分でも30分でも横になって下げておいたら、それだけ血管の傷みは少なくてすむはずです。

もちろん睡眠時間を十分にとることは、高血圧の人にとっては重要なことです。これは、平均した血圧の値が、睡眠中はいちばん低いからです。仕事をして血圧が高くなり、そのために傷んだ血管が、この睡眠中に修復されるのですから、睡眠という自然の療法をないがしろにしてはいけません。

もともと睡眠量というものは、睡眠時間だけで決まるのではなく、睡眠の時間と深さを掛け合わせた量なので、深い眠りができる人は、睡眠時間が多少人より短くても、十分な睡眠量をとることができます。しかし高血圧の場合は、血圧が下がっている時間が長ければ長いほど、傷んだ血管の修復が十分にいくわけですから、できるだけ睡眠時間は長くとりたいものです。

血圧を下げる睡眠法

床についてもなかなか眠れず、夜間も時々目がさめるという人がいますが、これはからだが疲れていない場合や、神経の高ぶりをおさえる自然の作用が十分に働いていないときの現象です。

日ごろ、仕事もせずに、脳と口だけしか動かしていない人にありがちな現象ですが、ここは、日中にからだをよく動かすことがたいせつなのです。

神経質で寝つかれないというときは、就雇前にぬるめのお湯につかり、副交感神経の緊張を高めるのもよいし、酒好きの人であれば、就最前に軽く1杯やるのもよいでしょう。

ところで睡眠中の血圧をみると、一様に下がっているのではなく、やはり刻々と変動しています。電話のベルをはじめ、神経をいらだたせる雑音が聞こえたり、電灯の光が閉じたまぶたを通して網膜を刺激したりすると、眠っていて意識はしなくても、血圧はびっくりするくらい急上昇します。
この際の血圧上昇は、降圧剤でふだんの血圧が下がっていても、くい止めることはできません。つまり上手に静かな睡眠をとるためには、騒音や光刺激が寝室をおかさない工夫が必要です。

まっ暗な部屋が嫌いなら、豆ランプは天井ではなく足元につけるようにし、雨戸がなければ窓にブラインドをつけるという、ちょっとした知恵が、健康を保つコツになります。
こちらも参考になります。快眠のコツはリラックスすることです。

睡眠一口メモ

睡眠中は、血圧を下げます。軽い高血圧の人なら、日中は血圧が高くても、睡眠中は健康な人と同じ血圧値に下がります。
治療中をみると、日中120~140mmHGの血圧が、睡眠中には100mmHG以下になるのが一般的です。24時間、血圧を測定すると睡眠中に時々、上昇していることがわかりますがこれは、、大きな物音がして血圧が急上昇したものです。静かな環境ではどよく熟睡するのが、上手に血圧を下げるコツです。
旅行に行ったり、入院したときによく眠れないときは血圧が揚げっている場合が多いので血圧が高めの人は十分に注意します。

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